今日、3月28日は長い一日だった。


ここ数日、愛犬の食欲が目に見えて衰退しているようで、どうも具合が悪そうに寝ている時間も増えていたことから、午後3時の診療開始に合わせて病院へ。


初めは単にワガママが高じたのかと考えたが、以前は大好きだったサツマイモやブロッコリーも一切欲しがらないなど、明らかに様子が違ったのだ。昨晩に至っては夕飯をほぼ一口も食べず、心配のあまり私は過呼吸気味になったりもした。今朝、アラームが鳴るより先に目が覚めたのは、その不安を受けてのこと。予期悲嘆という症状だろうか、油断すると涙が出るような状態だった。


そんな覚悟をしていたため、医師から血液検査の結果を知らされた瞬間は、比較的冷静を保っていたと思う。腎臓と肝臓の数値が悪くなっていること。特に、腎臓の数値、すなわち毒素の量が高くなっていることで、体調に影響が出ているのだと言う。


点滴をしていただくことになった。6時半に迎えに来るよう伝えられ、母と一度帰宅する。車の中で涙が出て、それから1時間以上、泣いたり止んだりを繰り返して。5時からのバイトには、なんとか精神的に間に合わせることができた。


バイトが予想よりも早く1時間で終わり、雨の中、母と共に愛犬の迎えに行けたのは幸運。病院に着くと、診察台の上で処置を終えられているところだった。そんな健気な姿を見て、また、帰り際に女性スタッフさんが愛犬に「頑張ってね」と優しく声をかけてくださったのを聞いて、泣きそうになりながら診察室を出たが、車に戻り緊張が解けたのも相まって、涙がブワッと溢れた。目の前の我が子が、あまりに愛おしくて。


できるだけ穏やかに過ごせるよう、自分にできることをしていきたい。