望み

一晩明けて思うこと。色々ある。


咳以外の症状は特に見られず、咳も2週間すれば治まるだろうと言われている。けれども、心臓弁膜症それ自体は、自然治癒することはなく、これからずっと付き合っていかねばならない。できるだけ進行を抑える治療が基本となるのだが。


長く、長く一緒に居たい。時間をどう使うべきだろう。自分自身の諸活動を犠牲にすることも覚悟している。焦燥との闘いだ。物事の優先順位。「今」を重んじればこそ、簡単なような複雑なような。(学校が今年度全面的にオンラインになったのは、その意味で有難い)


などと考えを巡らせたけれど、過度に神経質になるのは良くない気がする。私が沈んだ顔をしていては駄目だ。彼の生涯を幸せにすることが、何より大切だから。普段と変わらず、夕食の野菜を強請られる安堵。この望みが永遠に続いたら。