2019-01-01から1年間の記事一覧

喪失:絶望と希望

この人生、喪失との闘いだと気が付いた。涙が出てきた。 根底にあるのは、物心が付いた頃には既に遺影の中に居た祖父と、活発だが絶対的には高齢である祖母の存在ではないかと考えている。 大切な存在を喪った悲しみと、喪う恐れ。日々あらゆる現象に感じて…

私は弱い

誰もが傘を差しているから自分も差す。雨などほとんど降っていないのに。そんな人を多く見る。何のための感覚/神経/脳なんだろう。誰のための人生なんだろう。

志の跳躍

昨晩のワールドカップバレー最終戦におけるラストシーンが、脳内で何度も再生されている。 世界ランキング6位のカナダを相手に、フルセットへ持ち込んだ日本。その最終第5セットでも流れを掴めない中、西田有志選手が途中出場。強烈なスパイクで同点に追い…

関心と感心

ワールドカップバレー2019。 スポーツが好きではなく、プレイヤーになることも無ければ、オーディエンスになることも無い自分だけれど、バレーボール観戦は別。分かりやすいから、だろうか。 一昨日までの女子大会では、圧倒的な身長・体格を誇る諸外国選手…

深呼吸

気温が下がった。日が短くなった。9月も中旬か。早い。今年も秋が来るのだ。嬉しいような寂しいような気持ちになる。 秋の空気が好き。そして今日の空気が、それだ。

現実を思う

夢が有る。 好きな車に乗りたい。好きな家に住みたい。好きな国を旅したい。好きな曲を聴きたい。好きな人に会いたい。 夢が無い。有るのは、命だけ。それが自分。それが世界。それが宇宙。それが——。 どちらも本当だ。0:100になったら、自分は死ぬのだろう…

美しい方が美しい

今、日本語が気になる。言葉が変化するのは当然で、事実、誤りとされていた言葉が広く定着したり公に容認されたりすることは少なくない。でも、気になる。 例えば「ら抜き言葉」(標準語としては誤りだ)は、可能の意味しか持たないため、受身や尊敬との識別…

合点

自分が嫌いだとか思うことが少なくなった。何をしようが自分は自分であるという事実を、受け入れられるようになってきたのである。良くも悪くも、ある種の諦めなのかもしれない。他人と比べることをしなくなったのも大きい。 自分の人生を評価するのは自分だ…

生きれど

今でも毎日「死にたい」と思う。でも、手紙も認めていないし、部屋の整理だってしていないし。家族や友人が大切だし。そもそも死ぬのが普通に怖いし。楽しみや夢だってあるし。 死によって事実上 全てを失うにも拘らず、なぜ死後を想像してこんな気持ちにな…

死ぬまで

生まれて、死ぬ。その間を人生という。 そう。この人生、死ぬまで終わらないのだ(当たり前)。はあ。 生まれてきたことが最大の絶望。 だけれど、最大の希望でもある。命を持たなければ絶望も希望も無いから。 今を自然に生きる。それが全て。 死ぬまでの辛…

知性こそ

センスの良い人は、見せ方/魅せ方を分かっている。多くの場合、彼らには初めから完成形(あるいはそれに近いもの)が見えているのだ。だからこそ、意義のある試行錯誤ができる。既存のものを自らの世界に適宜取り込み、更にそこから新たなものを生み出す才…

会うために

別れの言葉は「またね」が一番だと思う。再会の願い。そんな言葉だ。 それなのに。「またね」が言えない。言ってしまったら、次に約束をするまで会えなくなる。そう思うと、言えない。電車の時間なんかを気にしながらも話を続けてしまって、尚更「またね」が…

ブログを始めた。 独り言を記録するためだ。