命を見つめる

寝ていた愛犬が急に起きて、息苦しい様子を見せた。1分もせずに収まったが、心臓弁膜症と関係があるのだろうか。1ヶ月前のトリミング以降、体を震わせることもある。何かと心配は絶えない。しかし、そう何度も病院に連れて行けば負担になるだろうし。

寝ている時間が増えた気もする。おもちゃ遊びやおやつを、幼い頃のようには催促しなくなったとも。年齢を考えれば自然なことかも知れないが、老いを直視することには寂しさがある。彼は何を思うのだろう。


犬は人間よりも歳を取るのが早いということ。全ての命には必ず終わりがあるということ。自然の摂理だ。分かっているのに涙が溢れる。もう人生の半分以上を共に過ごしているんだよ。