笑い事ではなく

親族は僕の恋愛事情に言及するのが好きだ。彼女がいるのかという話に始まり、デート云々、将来の嫁に関してなど。彼らに悪意は認められず、不快に感じるまではないが、総じて昭和な価値観…とは思う。誠に遺憾。

 

僕は(様々な意味で)諦めているので、毎度半笑いで聞き流す。期待の側面もあると理解した上での応急処置だ。「独身万歳\(^o^)/」などと発言すれば、異質だと扱われるんだろうか。上等です。独身万歳\(^o^)/

 

異性と交際することや結婚することは幸せであると、他者に断定される道理は無い。それに、僕の性的対象・恋愛対象が異性ではない可能性を考慮されていないのだ。あゝ多様性。痛恨の極み。


僕の老後を案ずる声もある。病を患ったり、身体の自由が利かなくなったりした場合にどうするのか、と。僕の回答は「その時はその時」。結婚=子供という世間の図式も窮屈だし、親のために子をつくるという発想を嫌悪している。エゴはもう充分。負いたくない。負わせたくない。そもそも老い衰えるまで生きるかどうか。


与えられてしまった人生、一度きり。自分のために生きて死にます。